DeNAの三浦大輔監督（51）が横浜市内で行われたイベントに参加し、今季の新スローガンを発表。「横浜奪首」と指揮官の口から発表されると、会場のファンからは大きな拍手が起こった。
昨季は「横浜進化」を掲げ、98年以来26年ぶり3度目の日本一を達成もシーズンは3位。そこで今季スローガンには「横浜DeNAベイスターズの勢いを再び見せつけ、リーグ優勝・日本一を奪い取る」という意味を込めた。
指揮官は「最初は“えっ”と思いました」と正直な思いを口にしつつも「でもコンセプトを聞くと、なるほど」と納得。「昨年できなかったリーグ優勝を取る。開幕ダッシュも含めた」と力強く語った。
また今季から着用の新ホームユニホームも発表。ユニホームの中心には従来のYOKOHAMA STRIPE（青いライン）を継承しつつ、新たにイエローのラインが2本配置されており、リーグ優勝と日本一という2つの目標に向けて、誘導灯のようにチームをいざなうという意味が込められている。
球団から発表されたコメントで三浦監督は「2025年シーズンは、なんとしても悲願のセ・リーグ優勝を成し遂げ、そして2年連続の日本一へ。この2つの首位を『奪い取る!』決意を表す言葉をスローガンにしました」と意気込みを示し「そのためにも、2024年のポストシーズンでチームみんなが見せた勢いをこれだけで終わらせない。シーズン最初のスタートダッシュはもちろん、各試合で見せる勢い、ここぞの場面での勢い。この勢いを見せつけるとともに、優勝への決意を持って、今シーズンを戦いぬく。そして首位を奪い取る!これらの意味を持たせたスローガンです」と決意を表現した。