元タレント中居正広氏（52）の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で記者会見をスタートさせた。会見開始前には港浩一社長、嘉納修治会長の辞任が発表され、新社長にはフジ・メディア・ホールディングス（FMH）の清水賢治専務が就任すると発表された。
会見の冒頭では嘉納会長が謝罪し、出席した港社長、遠藤龍之介副会長、FMHの金光修社長らと10秒間、頭を下げた。新社長に就任する清水専務も登壇し「ゼロからのスタート」とあいさつ。その後、執行役員広報局長の上野陽一氏が中居氏の“トラブル”経緯を説明した。
X（旧ツイッター）上では「フジテレビの会見」「フジの会見」「トカゲの尻尾切り」「フジテレビ港浩一社長辞任」などがトレンド入り。会見前に嘉納会長、港社長の辞任が発表され、「トカゲの尻尾切りでしかない」「予想通り」「根本は変わらない」「結局何も変わらない」などの声が上がった。
また、同局に影響力を持つと言われる元社長、元会長で取締役相談役の日枝久氏は会見に不在。「日枝さん」「日枝相談役」もトレンドに入り、「日枝さんは?」「日枝相談役は残るの?」「日枝相談役は会見に出席しないの」「日枝相談役が出てこいよ」などの声が集まっていた。