TBSは27日、同局系「Nスタ」(月~金曜後3・49)で中居正広氏(52)の女性トラブルで社員の関与が報じられているフジテレビが同日にあらためて開いた記者会見の模様を生中継した。
番組では冒頭でフジテレビの嘉納修治会長、港浩一社長の辞任、あわせて新社長にはフジテレビ・メディア・ホールディングスの清水賢治専務が就任することを報じた。
そして午後4時からの会見を31分間、CMを挟まずに会見の模様を生中継。そこからの質疑応答はプライバシー保護のため10分遅れで放送した。
会見が続く中、スタジオでタレントのホラン千秋は今回の騒動について「1つ理解できないのが、フジテレビとしてはあくまで(被害)女性が誰にも言わないでほしい、誰にも知られないまま現場復帰したいというところを最大限大切にしてきましたよ、ということじゃないですか。最大限女性の意思に沿ってるはずなんですけど、結局女性は一部報道ではフジテレビに対して許せないとか怒っているという感情を表明している」と現状を指摘。
「そのようなことを考えると、会見の中では語られていない事実がまだあるんじゃないか、もし本当に(女性の)意に沿っているのであればそこまで怒りを感じ続けることがないのではと思うので、そこが腑に落ちない、理解できない」と私見を述べた。
中居正広氏の女性トラブルで社員の関与が報じられた同局は、17日に港浩一社長が出席して会見を開いたが、メディアを限定したり動画撮影を禁じたりと、多くの制限を設けた。これにスポンサー企業などから批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いでいる。批判を受け、この日午後4時から、ネット媒体などからの参加も募る、オープンな形であらためて会見を開くとしていた。