元タレント中居正広氏（52）の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で記者会見をスタートさせた。会見開始前には港浩一社長、嘉納修治会長の辞任が発表され、新社長にはフジメディアHDの清水賢治専務が就任すると発表された。
後任として28日付で社長に就任する清水賢治専務取締役も早速会見に出席。
記者から「4月に入社する新入社員の親にフジテレビは安全といえるのか？」と質問されると「新入社員として入ってくる人に深くお詫びしたい」と現在騒動の渦中にあり、70社以上はCMを差し替えるなど、会社として揺らいでいる状況を踏まえて謝罪。
「少しでも安心できる材料を作って迎え入れたい」と信頼回復への努力を誓った。
17日に行った港社長の“やり直し”。この時はメディアを限定した上で動画撮影も禁じるなどの制限下で行ったため、スポンサー企業をはじめ批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いだ。今回は社を限定せず動画撮影も可能とし、全質問に答えるとしている。