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フジテレビ 組合員80人→500人へ急増「ちびまる子ちゃん」元プロデューサー新社長「再生に重要」

スポニチアネックス 2025年1月27日 19時34分

 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で記者会見をスタートさせた。会見開始前には港浩一社長、嘉納修治会長の辞任が発表され、新社長にはフジメディアHDの清水賢治専務が就任すると発表された。後任として28日付で社長に就任するフジメディアHD清水賢治専務取締役も早速会見に出席した。

 17日に行った“1回目”の港社長の会見は、メディアを限定した上で動画撮影も禁じるなどの制限下で行ったため、スポンサー企業をはじめ批判の声が殺到。CM出稿の差し止めなどが相次いだ。この対応を含めた同局の対応に社員の不安、不満も高まっている。

 23日には港社長らによる社員説明会が行われ、9割の社員にあたる1100人が出席。経営陣の退陣を求めるなど、4時間30分にわたった説明会は怒号も飛び交い、会社の状況を憂えて涙する社員もいた。

 今月半ばには80人だった組合員が23日時点では500人に急増した。28日で社長に就任する清水氏は「会社の問題に対して危機意識、参加意識がある表れと思います。会社が不安を抱かせたことにおわびしたい。社員が参加意識を持っていることはいいことと思っている。情報を密に向き合って対話を積み重ねていく。再生にとって重要と思っています」と述べた。

 清水氏はアニメプロデューサーとしても知られ「Dr.スランプ アラレちゃん」「ドラゴンボール」「ちびまる子ちゃん」など大ヒットアニメをプロデュース。TARAKOさんのお別れの会で弔辞を読んでいた。

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