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「フジテレビの記者」質問にネット沸く「ついに身内」「核心ついてる」「鋭い質問」「大した覚悟」

スポニチアネックス 2025年1月27日 20時47分

 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で2度目となる記者会見を行った。同局では番組の放送内容を変更して会見の模様を放送。その中でフジテレビの社会部記者が質問する場面があり、ネット上では大きな反響があった。

 質問前に記者は、同社の一員として謝罪。「少しでも事実関係解明の役に立てれば」と前置きして質問した。「女性のプライベートな領域でのことを盾にして情報隠蔽しているんじゃないかということに尽きると思います」と指摘。問題当時、遠藤龍之介副会長がコンプライアンス委員会のトップだったが、問題について知ったのが昨年末だったと明かしたことに触れ、「去年の12月に文藝春秋に直撃された時にそのことを知りましたということを聞いた時に、社員として、がく然とした」と憤りを示した。遠藤副会長は「やはり共有すべき問題だった」と反省を口にした。

 続いて港社長にも「示談が済めばそのまま、なきものにしたいという思いがなかったのか」と切り込んだ。港社長は「A(編成幹部)が関与しているのではないかという可能性を知ったのは去年の夏以降」とし、「そういう要素が入る余地はなかった」と説明した。同記者は3問目の質問を試みようとしたが、会見では1人2問までと限られており、司会に止められた。

 ネット上では「ついに身内のフジテレビ社会部の記者から質問」「フジテレビの社会部記者。えらいぞ」「フジテレビの記者、経営陣に鋭い質問」「すごい核心ついてる」「大した覚悟」「フジ記者、がんばれ!」などの声が上がった。

 また、同記者の質問が始まると、記者席最前列に並んでいたカメラマンが一斉に振り返ってシャッターを切る場面も放送された。

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