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フジ会見4時間半超え“紛糾”中居氏と被害女性の認識違いに遠藤副会長が「踏み込んだ発言」→「訂正」

スポニチアネックス 2025年1月27日 20時47分

 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で2度目となる記者会見を行った。トラブルを巡る中居氏と女性の認識のズレを明かした。

 執行役員広報局長の上野陽一氏がここまでの経緯を説明。「23年の7月に中居氏から弊社社員に連絡があり、中居氏が女性とは異なる認識を持っていることを把握しました」と明かした上で、「2人だけの場の出来事であり、当事者以外が介入しずらい難しい問題と捉え、その後当事者間で示談の動きが進んでいるという情報が加わったことも調査を躊躇する一因になりました」とした。

 その後の質問で“認識の違い”が何を指しているのか質問が飛んだ。遠藤龍之介副会長は「認識の違いを具体的に申してしまうと本件の触ってはいけない部分に触ってしまうのでニュアンスでご理解していただきたい。申し訳ございません」と濁した。

 記者から「認識の違いだけだとあまりにも一番の本筋であることが見えない。もう少し説明できることがあるのでは」と追求されると、遠藤氏は「ちょっと踏み込んで申し上げることができるとすれば、意思の一致か不一致かということです」と説明した。「同意のもとで行ったか、不同意だったかという意味だということですね?被害について同意のものだったと中居氏はフジテレビに説明していたということ?」と聞かれると、「はい、おっしゃる通りです」と答えた。

 その後、司会を務める上野広報局長に職員が近づき紙を渡す場面が。そして「2人だけの事案であり、プライバシーの関係からお答えできません。訂正させてください」と、遠藤副会長の発言について訂正が告げられた。すると複数人からヤジが飛び会場は騒然。改めて遠藤副会長は「その質問(認識の違いについて)にはお答えできない、ということです」と発言。上野広報局長が怒号やヤジを制し、「さきほどの発言は訂正ということで…」と話すと、再び複数人から「そこは重要でしょ!」など大きな声が上がった。遠藤副会長は改めて「私が踏み込んだ発言をしてしまったということです。お詫びして訂正します」と理解を求めた。

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