女優で作家の中江有里(51)が27日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演し、フジテレビの会見について言及した。
中居正広氏に関する女性トラブルについて、事が起こったのが2023年6月だったにもかかわらず、港浩一社長に報告が上がるのが2カ月後の8月だったことに首を傾げ「伝え方に問題があったのでは」と語った。「現場の数少ないと言われる関係者からこういうことが起こったという報告があるまで2カ月。本当に深刻さはあったのか。そのへんが信頼できない」と、真剣に女性を守る気持ちがあったのか疑問を投げかけた。
この日、番組の司会を務めたMBSの清水麻椰アナウンサーが「本当に女性のことを考えているのであれば、もう少し適切な行動があったのでは」と同調した。
さらに中江は「テレビは一視聴者としては社会の窓みたいな存在と思っています。そこからいろんな情報を知って、いろいろ考えたりします。そんなテレビのたくさんあるチャンネルの中から、たまたま見ているフジテレビの中で、女性がすごく苦しめられた。それだけで見る側はストレスを感じる」と、会見ではなかなか光明が見えないフジテレビの今後を心配した。