元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、経営の根幹が揺らぐフジテレビは27日、東京・台場の同局で記者会見をスタートさせた。
執行役員広報局長の上野陽一氏が冒頭で会見までの経緯を説明。トラブルに同局の編成幹部の関与が報じられているが、この日もトラブル当日の中居氏と女性の食事会への関与を否定。これまで報じられた中居宅で行われたバーベキューに編成幹部の誘いで女性が参加したことは認めたが「問題の食事会がこのバーベキューの延長に至るとは評価するに至っていない」と説明した。
港浩一社長の誕生会にも編成幹部が発起人となり、女性が参加したことを認めた。
さらに新たに判明したことは、昨年7月、女性が社員らと面談した際、さまざまな話題の中で編成幹部に嫌悪感を示したことがあったという。ただ、同局の説明では、面談した社員が編成幹部が中居氏と女性の関係に対して、「何か問題のあるような関わりがあるとは認識せず、編成幹部に対する事実確認までは行わなかった」とした。