「嵐」の櫻井翔(43)が27日、日本テレビの報道番組「news zero」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)に生出演。この日、行われたフジテレビの会見について、私見を述べた。23日に芸能界引退を発表した中居正広氏(52)には言及しなかった。
番組ではトップニュースで開始から7時間を超えたフジテレビの記者会見を取り扱い、同局の嘉納修治会長、港浩一社長の辞任を報じた。フジテレビ社屋前からの中継もあった。
櫻井キャスターは「私も夕方から会見を見ていたんですけど、今後の第三者委員会の調査のポイントの一つは、変えなければいけない企業風土があったのかどうかだと感じました」と指摘。「一般論としてですけれど、会食は本人の意思を尊重した形で参加する、しないを決めることができて、それによって仕事などでの不利益な扱いを受けないというものです。女性はもちろんではありますけれども、同時に女性だけではありません。男女問わず、年齢問わず、仕事上の関係問わず、大事なことだと思います」と続けた。
また、打ち上げや懇親会にも触れ、「自分も出演者として打ち上げや懇親会などの際には、参加される方々の気持ちにも配慮していかないとと改めて感じるところです」とコメント。「そして、これからのフジテレビを不安に思っている多くのスタッフやこれから入られる新入社員の方々が早く安心して働けるよう、今後もフジテレビの対応を注目していきたいと思いました」と語った。
女性トラブルを認めて謝罪し、23日に引退を発表した中居正広氏への言及はなかった。