NBAヒートのジミー・バトラー(35)が無期限出場停止処分になったことが27日(日本時間28日)、分かった。
バトラーのトレード移籍が現実味を帯びてきた。米スポーツ専門局「ESPN」のシャムズ・シャラニア記者によると、ヒートから最近数週間で出場停止処分を受けるのはこれで3度目となる。27日のマジック戦から復帰する予定だったが、ベンチからの起用を知ったバトラーは朝のシュート練習から途中退席したという。
ヒートは「出場停止処分の理由は、チームの規則を無視し、チームに不利益となる行為をし続け、故意にサービスを受けなかったためだ」と声明を述べて、出場停止処分は少なくとも5試合に及ぶと発表した。
昨年12月25日にバトラーがトレードを望んでいることがシャラニア記者によって報じられた。その後、ヒートのパット・ライリー球団社長が「トレードには応じない」と明確な声明を発表。今年1月2日のペイサーズ戦後に公の場で移籍の可能性をほのめかすと、ヒートはバトラーに対して7試合の出場停止処分とした上で、正式にトレードに応じることを発表した。
バトラーは7試合出場停止処分後に3試合に出場。その後、敵地2連戦の帯同の際にチームの飛行機に遅刻。後からの合流する予定だったが、チームはそれを許さず再び2試合の出場停止処分を下した。
今回の無期限出場停止処分はNBAのトレード期限となる2月6日まで続くことになる。
“ヒート・カルチャー”と呼ばれたバトラーのトレード移籍に大きな注目が集まる。