フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が28日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。元タレント中居正広氏(52)の女性トラブル騒動を巡って、同局が2度目の会見を開いたことに言及した。
番組では冒頭から前日に行われた2度目の会見を詳報。会見内容を(1)フジ社員関与の有無(2)トラブル把握後の対応(3)中居氏なぜ起用継続(4)日枝氏含む経営陣の対応・進退(5)第三者委員会の調査詳細(6)信頼回復への道筋、と「6つの焦点」に分け、取り扱った。
風間氏は「僕はこの会見をずっと聞いていて冒頭の港(浩一社長)さんの発言から“企業風土”っていう言い方を何回もするんですよ。皆さんがね。僕は企業風土のせいにするなって言いたいです。これは経営体質の問題ですよ」と断言した。
そして「企業風土であれ、経営体質であれ、その通奏低音としてあるのは日枝相談役だと思うんですね。だって37年にわたって役員にずっといるわけですから。それが土台の部分に日枝さんの役割っていうか存在っていうのがないわけがないでしょ」と日枝久相談役不在で行われた前日の“やり直し会見”に首をかしげた。
風間氏は「だから、会見で“企業風土”って言う人ほど、役員ほど、日枝さんに出てきて説明してくださいって言わなければいけない立場であって、企業風土って言うからには、それをやらなければまったくの責任逃れだろって僕は思いました」と厳しい口調で自社を批判した。