弁護士の亀井正貴氏が28日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。中居正広氏(52)の女性トラブルを巡って存続の危機にあるフジテレビが27日午後4時に2度目の会見を開き、10時間が過ぎた午前2時23分に終了したことについて見解を述べた。
異例の超ロング会見について、元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「僕9時過ぎまで見てましたけど、もうカオスになっちゃって、見てられなくなって、見るのやめました」とバッサリ。フジテレビ側が記者をランダムに指名したことで、論点を整理した「更問い」をすることができず、議論が深まらなかったと批判した。
これに、亀井弁護士は「おっしゃる通り、論点はもう明確なんですよね。ですから、私の見立てでは、おそらく1時間半で、質問と回答も尽きてます。だから、正直言うと、それ以降私も見てなくて。“おそらく1時間半でこれ終いだな”というふうに思いました」と、時間を大幅に短縮できたことを指摘した。
メインキャスターの羽鳥慎一アナウンサーは「まあ1回目のがあったんで、無制限にせざるを得なかったというところもあるんだろう」と語った。
日付をまたいでも続いた質疑応答は午前1時33分に97人目の質問を終え、希望者の1巡目が終了した。その後、司会を務めた上の広報局長から「間もなく10時間ぐらいになるというところで、もし差し支えなければ、メール等で質問をいただいて後日回答するという形」が提案された。しかし、その後も希望者は挙手をして質問を希望。それに答え切って会見は終了した。質問者はのべ109人。複数の記者が同じ内容の質問を繰り返したり、声を荒らげる質問者とフジ側の押し問答が30分以上続いたりする場面もあった。会見途中には、会場内でユーチューバーの「煉獄コロアキ」がTikTokで生配信を行うハプニングも発生し、強制退出させられていた。