元日本テレビのフリーアナウンサー・藤井貴彦(53)が28日放送のフジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にVTR出演。大学の同級生だというフリーアナウンサーについて語った。
この日のゲストは米ニューヨーク在住の元NHKでフリーアナウンサーの久保純子。番組では久保をよく知る人物として、大学の同級生だという藤井に事前取材を行った。
藤井は久保について「アナウンサーの才能が半端ないっぽい」と証言。「同期だから憧れの存在でしたね。新人の頃から新人感のない人でしたね」と語った。
「もう入社5年目ぐらいの風情で、ニュースや番組の進行をするので、この落ち着きはどこからくるんだろう」と感心していたと言い、「若手のアナウンサーはどっちかというと読みが速くなりがち。自分で速くなるのを引き止める。ぐっと手綱を引いて。でもクボジュンだけは自分でトントントントンって歩くようにニュースを読むことができる」と絶賛した。
「上垣アナウンサーのレベルを思い出していただければいいと思うんですけど、はじめから完成されてた」とフジテレビの上垣皓太朗アナウンサーの例を挙げて説明すると、「自分の間合いがあるからかまない。かんでるとかは見たことないですね」と凄さを語った。
ライバルという意識があるかとの質問には「いやいや、ライバルなんて全然です」と明言。
「さらっと“私も紅白とかいろいろやったし、次の皆さんにお渡しした方がいいと思って”みたいなことを言うんですよ」と明かすと、「いやいやいや。“あなた簡単に言ってるけど、当たり前じゃないからな”って。そういうことを言っても全然嫌味にならない人なんですよね」と回顧した。
「あのクリアさを目指したいなと。塩ラーメンのスープが
がクリアじゃないですか。あんな感じです。クリア、食べ応えもある。塩ラーメンみたいな人です」と形容した。
また昨年は母校・慶大のOB主催のイベントの司会を行ったとし、そこで大学の歌を歌うことになったが「その時にみんなは肩を組む」としたものの、司会席には藤井と久保の2人だけだった。
藤井は「2人で肩を組むのはどうかな…」と遠慮がちだったが、久保は「肩組むよね?」ときっぱり。そうして肩を組んでも藤井は「どうしていいか分からなかった」と少し手を浮かせていたものの「クボジュンさんは堂々と歌を歌ってて、ドキドキも何も感じずに。私だけがドキドキしてたっていう。凄い人だなって思いましたよ」と笑ってみせた。