ヤクルトの人気マスコット・つば九郎が28日、神宮球場内で契約更改交渉に臨み、年俸6万円プラス「ヤクルト1000」飲み放題でサインした。
既に12球団の全選手が今季の契約を結んでおり、つば九郎はまさに「大トリ」で更改。
年明けの交渉では「あおきGMほさはなしあいがしたい」と訴えていたが、まさに実現。それぞれ「わざわざ作りました。つば九郎のために」(球団関係者)という契約書にサインした。
テレビも含めて会見には約30人の報道陣が集結。青木GM特別補佐も「こんなに集まるんですか?いつも?凄いな…」と仰天していたが、前日のフジテレビの10時間会見のように罵声や怒号は飛び交わず。
つば九郎は「さくやのきしゃかいけんほどあつくならないね」と冷静だった。
つば九郎は昨年12月25日、契約更改のために都内の球団事務所を訪問。しかし前日の24日が仕事納めで、事務所には誰もおらず。越年が決まり、「まさに“あわてんぼーのさんたくろーす”じょうたいです」とトボトボと帰路についていた。
神宮外苑の再開発に伴って9月29日に「つば九郎ハウ巣」の営業が終了。別の“巣”に引っ越しが決まった後も、転居届を提出していなかったことで、球団と連絡がつかなかったことが原因だった。
ちなみに現在の住居はなく「ホームレス」だと告白した。