東京五輪卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼氏(35)が28日、コメンテータを務めるTBS「ひるおび」(月~金曜前10・25)に生出演。27日から28日にかけて行われたフジテレビの“やり直し”会見について言及した。
フジテレビは元タレント中居正広氏の女性トラブルを巡る一連の対応が批判され、27日、2度目となる記者会見を開催。午後4時に始まった会見は、191媒体、437人が集まった。各メディアの質問に最後まで答え続け日付をまたいだ午前2時23分に終了。のべ109人が質問し10時間23分にも及ぶ“会見史”に残る超ロング会見となった。
会見を中継した同局「緊急特報 フジテレビ経営陣会見」(後7・00~)の平均世帯視聴率は13・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、大きな注目を集めたが水谷氏は「凄く長かったなと感じました」と率直にコメント。
続けて「こういう大企業の記者会見でこういう長さになってしまって記者の質問のモラルもかなり悪かったのかなと。少しずれがあったとはいえ、地上波で流れて子供たちもたくさん見ている中で、少し大人が大人をいじめているような構図に僕には見えましたね」としみじみ語った。
その上で「こういう風な見え方が出てきてしまうと、今後不祥事とかトラブルが起きたときもみんな口を閉ざしてしまって、辞任して結局中身が分からないようなことになってしまうのではないかと、今後の記者会見の在り方を感じました」と不安を抱いた。