キャスター辛坊治郎氏（68）が28日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか！」（月～木曜後3・30）に生出演し、27日に開かれたフジテレビの記者会見についてコメントした。
「今一番、気になる話題は、我ながら浮世離れしてるよなと思ったのは」と前置き。「今日も朝からニュースだのワイドショーだのを見ていると、NHKの昼ニュースは1、2項目目は道路に穴が空いたとか火事が起きてますとか。3項目目以降は、昨日の夜に延々とやっていた記者会見か何かなんでしょ」と、番組チェックの中でフジの会見が高い頻度で出てきていたことを説明した。
その上で、「私自慢じゃないですけど、1秒も見ていないんです。あったのは知ってますけど、1秒も見ていない」と打ち明け、アシスタントの増山さやかアナウンサーを驚かせた。
理由は2つあるという。「何をやっていたかというと、買ったばかりのパソコンの初期設定をやってまして」。さらにかつてのスマートフォンの初期設定が面倒だった思い出話も振り返った。初もうでに行って足を痛めたことも明かし、「非常に個人的なことで悩みが増えていまして、それ以上のことというか、世の中がどうなろうが、ほとんど興味がないんです」とぶっちゃけた。
元タレント中居正広氏（52）の女性トラブルに社員が関与したと報じられている問題などについて、同局は2度目の会見を開催。10時間を超える長丁場の会見では、同日付で辞任した港浩一前社長らが出席し、経営陣の責任を認め謝罪した。また会見前には嘉納修治氏も会長を辞任すると発表。清水賢治氏が新社長に就任する人事を発表した。SNSのトレンド上位をほぼ独占する事態になり、話題をさらった。
しかし辛坊氏は、「世間的には新橋の飲み屋とかにいると、昨日の記者会見の話で盛り上がっている人たちがいる。私に聞いてください。興味ありますか？って。1ミリもない。俺、関係ねえもん」と断言。さらに「それよりも生島ヒロシさんの方がよっぽど興味ある」と話し、パワハラ、セクハラが表面化しラジオ2番組を降板したフリーアナウンサー生島ヒロシの問題を挙げていた。