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高木豊氏 朗希の23歳メジャー挑戦「ロッテでの振る舞いが本当だったら…」角盈男氏「3年後に大谷と…」

スポニチアネックス 2025年1月28日 22時20分

 BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後10・00)が27日に放送され、大洋ホエールズ(現DeNA)時代に“スーパーカートリオ”の一角として人気を博し、現在は登録者数50万人超えの“ユーチューバー”としても大活躍の高木豊氏(66)がゲスト出演。ドジャースとマイナー契約を結び海を渡る前ロッテの佐々木朗希投手(23)について持論を語った。

 この日の番組MCは元ヤクルト監督の真中満氏(54)と初登場のお笑いコンビ「TIM」のゴルゴ松本(57)。ゲストに高木氏と巨人や日本ハム、ヤクルトで「左の名リリーバー」として活躍した角盈男氏(68)を迎え、現役時代の逸話や秘話、そして“絶対に譲らない”主張や持論をそれぞれが展開し大盛り上がりとなった。

 「球界アレコレ話」のコーナーでは「2025年 メジャー挑戦する日本人」について激論。佐々木について、まず角氏が「日本で(1年間ローテを守るなど)まともにやってないじゃない。そうするとメジャーに置いておくかどうかよ。中4日で回れないでしょって」と厳しいい意見を口に。続けて「朗希は(まだ)行く必要はないなあ、と。あと2年ぐらい日本でやって、それからFAで行けば…。もちろん活躍してほしい。ポテンシャルもある。ただ、体力よ!」と、現時点での挑戦に少し不満だと自身の考えを語った。

 続いて高木氏も「ロッテでの(朗希の)振る舞いが仮病とかだったりじゃなく、本当だったら向こうに行ったって活躍できないですよ。すぐ肩張るだとか、間隔を空けないといけないだとか…向こうの方がもっと過酷だから」と厳しい意見を口に。番組収録時の報道では“2年間はマイナーで育てる”“ドラフト1年目の新人のように感覚を中5日だとか開けて登板させる”“ローテの谷間に投げさせる”などさまざまな情報がある中で、「特別待遇ってことになると球団が良くても選手がさ…選手の受けが悪いと疎外されていく」可能性があるのではないかという佐々木にとってのマイナス面を危ぐした。

 それでも日本の若き怪物のメジャー挑戦に、高木氏は1年目の活躍に関しては「疑問」としながらも「素質は通用する」と断言。体力面を心配していた角氏は「3年後に大谷翔平とサイ・ヤング賞争い」と大きな期待を口にした。

 早すぎる、体力と実績をしっかりと積み上げてから、あと2年やって25歳ルールがない中で…。ゴルゴが「多くのファンはそう思っていますよね」と偽らざる本音を語った23歳の挑戦。今月22日(日本時間23日)にドジャースタジアムで行われた入団会見で佐々木は言った。

 「あと2年待てば、という声も多く聞くけど、その2年をどういった状態で迎えられるかの保証はない。お金より、この2年間を(米国で)過ごす時間が僕にとって価値のあるものだと判断した」

 大谷、山本由伸に続き世界一軍団の一員となった怪物右腕の挑戦が、いよいよ始まる。

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