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ソフトバンク・谷川原「子供の記憶に残るまで活躍したい」正捕手獲りだ 昨年末に第1子誕生

スポニチアネックス 2025年1月29日 6時3分

 新米パパの誓いだ。昨年の大みそかに第1子の男児が誕生したソフトバンクの谷川原健太捕手(27)が28日、筑後ファーム施設で練習し、「子供の記憶に残るまで活躍したい」と正捕手獲りへ意気込んだ。

 自然と表情が緩む。練習前に子供の写真を見るとパワーが出てくるという。「かわいいです。何も考えていない感じがいいですね。この子のためにも頑張らないと」と父親の顔をのぞかせた。

 高卒10年目。昨季は捕手一本に絞り勝負した。1軍では4試合出場にとどまったが、2軍で74試合に出場して経験を積んだ。甲斐が巨人へFA移籍し「ラストチャンス」と決意している。年明けは楽天の捕手、安田と福岡県大牟田市内で自主トレを行い、メディシンボールを使った体幹トレーニングや打撃練習などに取り組んだ。意見を出し合いながら切磋琢磨(せっさたくま)し、「めちゃくちゃ充実していた。2人で(スタメンで)出たら楽しいね」と健闘を誓い合った。

 特に手応えがあるのは打撃だ。昨年の7月ごろから上半身の力を抜き「左膝を落とすイメージ」と語るスイングに「パワーも上がった感じがします」と光を見いだしている。2月1日から始まる春季宮崎キャンプはA組で海野、渡辺、育成の盛島と競う。「楽しみです。自信を持ってやりたい」。守るべきものが増え、強い決意で宮崎へ乗り込む。 (杉浦 友樹)

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