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中日・中田 逆襲へ来月初旬「単独キャンプ」で徹底的に振り込む

スポニチアネックス 2025年1月29日 5時47分

 中日・中田が、来月初旬の「単独キャンプ」で徹底的に振り込む考えを明かした。沖縄県中城村での自主トレを終え、今年初めてナゴヤ球場で調整。春季キャンプはチームで唯一、第2クールからの参加となり、それまでは名古屋を拠点にストイックに自分と向き合う覚悟だ。

 「しっかり、こっちで打ち込みたい。本当に充実した時間を過ごせたらいい。自分のできることをみっちりやった上で(キャンプ地に)入れるので」

 井上監督の方針で、一部のベテラン選手は「S班」として自己判断でキャンプインを遅らせることを許可された。結果的に権利を行使したのは中田だけ。ただ、特権に甘えてのんびり構えるつもりは毛頭ない。

 「量は、キャンプに入るより一人の方ができる。ストイックに詰めてやるなら、一人の方がやりやすい。そういう意味でこの期間をいただいた、と捉えないといけない」

 昨季は出場62試合で打率・217、4本塁打、21打点に終わった。逆襲を期してオフに約15キロ減量し、今もキープ。打撃への影響は「特にない。普通に振れている」と強調した。キャンプ地の沖縄・北谷入りは2月5日。36歳となる移籍2年目のシーズンは、不退転の決意で挑む。 (山添 晴治)

 ≪新外国人3人が充実の初練習≫

 D…新外国人のボスラー(マリナーズ傘下)、マラー(アスレチックス)、育成選手のマルティネス(キューバリーグ)がナゴヤ球場で初練習した。打線の中軸を期待されるボスラーは「自分がチームに入って1日目に、彼の方からあいさつしに来てくれた。凄くうれしかった」と、日米で殿堂入りしたイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)と対面した思い出を告白。アピールポイントに「とにかく打率を残すこと」を挙げ、憧れの大先輩の母国で、先輩ばりの安打量産を誓った。

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