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中山優馬 STARTO社退所前ラストツアー「これからもよりよい表現を求めていく」

スポニチアネックス 2025年1月29日 4時3分

 歌手で俳優の中山優馬(31)が28日、全国ツアーの神奈川県民ホール大ホール公演を行った。今月末で「STARTO ENTERTAINMENT」から退所することを発表しており、現事務所では最後のツアー。「多くの人生を皆さんとともにこういう表現の場で費やすことが出来て、本当に僕は幸せ者。これからも自分の目指す道、より良い表現を求めて進んでいきたいと思います。その先でも皆さんとお会いできるように。楽しみにしています」と心境を語った。

 約2時間にわたり、熱い優馬ワールドに観客を誘った。「中山優馬のライブへようこそ!最高の思い出をつくりましょう!」と呼びかけると、ソロデビュー曲「Missing Piece」から最新アルバム「GOOD VIBES」収録曲まで全24曲を歌唱。キレキレのダンスや歌など2006年の入所から磨いてきたパフォーマンススキルを遺憾なく発揮した。

 中山が「師匠」としている屋良朝幸が総合演出と振り付けを担当。「最初から飛ばしていこう、体力の限界に挑戦しようというツアーです。楽しんでもらえていたらうれしいです」とツアーの狙いを語った。

 2012年10月にソロデビュー。近年は俳優として活動し、22年10月に音楽活動を再開した。「僕はあまり音楽活動をやってこなかったというか間がごっそり抜けていたりして、大変皆さんをお待たせしたこともありましたね。“またすぐお会いしましょう”と言ってから8年間かかるという」とこれまでの歩みを回顧。「10周年と言いながら2回目のライブという、なかなか不安定なタレントではありましたけども、またこの景色を一緒に味わうことが出来て本当にうれしく思っているし、心から感謝してます。ありがとうございます」と応援し続けてくれたファンに感謝を伝えた。

 2月には主演舞台「農業系Rock Musical『いただきます!~歌舞伎町伝説~』」の公演が始まるなど、独立後も走り続ける。「また“あいつがライブか何かやるなら、ちょっと行ってみたいという気持ちになるような作品を作り続けたい。これからもよろしくお願いします」とまっすぐな目で決意を語った。中山優馬は新たな道でも実直にエンターテインメントを追求していく。

 

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