歌舞伎俳優の中村獅童(52)が27日、都内で「四国こんぴら歌舞伎大芝居」(4月4~20日、香川・旧金毘羅大芝居「金丸座」)の会見に出席した。
1835年に建てられた国内に現存する最古の芝居小屋で、3年ほど前に家族旅行で訪れたと語ったが、出演は初めて。「お客さまとの距離が近いのが楽しみ」といい「うどんと温泉も」と笑顔を見せた。
全4演目を上演。第1部では、昨年、東京・歌舞伎座で披露した「魚屋宗五郎」など、第2部では、長男・陽喜(7)、次男・夏幹(4)と親子3人で「らくだ」に初挑戦する。
息子たちに出演が決まったことを伝えると「セリフはあるの?っていっていました。結構出たがりなので。これから稽古です」と話していた。