西武のドラフト1位・斎藤(金沢)が「源田グラブ」でプロ初キャンプに乗り込む。新人合同自主トレ期間に源田とグラブについて話し、「一度はめさせてもらって、感触が良かった」とすぐに発注。春季キャンプ中に届く予定で「憧れていた人のグラブなので楽しみ」と目を輝かせた。
1メートル81の長身で遠投120メートルの強肩。50メートル6秒と身体能力を生かした守備が魅力の大型遊撃手だ。高校からは遊撃でゴールデングラブ賞5度のソフトバンク・今宮モデルのグラブを使っていた。それより2回り大きく、小指の部分に薬指と小指を2本で入れることで捕球の安定感がアップする同賞7度の源田モデルに「凄く使いやすかった」とさらなる守備向上を見据えた。
右肩の違和感のため、ノースロー調整で埼玉県所沢市の球団施設での新人合同自主トレを打ち上げた。「痛みはあまりない。キャンプで状態を上げて、シーズンまでには投げられる」と軽症を強調。春季キャンプは2、3軍の高知・春野でスタートする。「競争の世界に入るので楽しみ」と名手のグラブを手に汗を流していく。 (福井 亮太)
【平沢定位置争いへ 「内外野のグラブ」】
ロッテから現役ドラフトで加入した平沢が、仙台育英の先輩・松原と打撃練習などで汗を流した。前日から所沢で練習を始め「出塁率が高い方だと思うので、何とかチームに貢献できるように」と意気込んだ。春季キャンプは宮崎・南郷で1軍スタート。「内外野のグラブを持っていく」と二塁と外野の定位置争いに参戦する。