◇NBA レイカーズ 104ー118 76ers(2025年1月28日 ウェルス・ファーゴ・センター)
レイカーズの八村塁(26)が、28日(日本時間29日)の敵地76ers戦で、ケガから3戦ぶりに復帰。先発出場すると豪快なダンクを含む13得点と躍動した。しかしチームは大量のターンオーバーで“自滅”して完敗。5連勝は出来なかった。
敵地6連戦中のレイカーズ。チームは開始早々6―0という最高の立ち上がりを見せた。第1Q残り4分33秒からレブロン・ジェームズの息子ブロニー・ジェームズが開幕戦以来、初めてガベージタイム以外での出場となった。敵地ながら会場から大きな歓声が起こった。そして残り2分33秒にレブロンがコートに戻ると、25年初の親子共演を果たした。
しかし前半から10ターンオーバーを犯して、リードを許す苦しい展開。そして前半終了の時点でアンソニー・デイビスが腹筋を痛めて後半欠場となった。
後半もチームのターンオーバーを抑えられなかった。レブロンが31得点9アシスト8リバウンドとトリプルダブル級の数字を残したが、1人で8ターンオーバーを記録。チーム全体で22個のターンオーバーを犯して敗戦。連勝は4で止まった。
試合後に第1Qから起用したブロニーについてJJ・レディック監督は「彼のプレーは良くなかった」と言及。ブロニーは24日のGリーグの試合では5本の3Pシュートを含む31得点を記録して、準備も整えていた。しかし急遽の招集で相手の主力であるタイリース・マキシ―とマッチアップする場面もあり「厳しい立場に追い込んだことを感じている」と述べた。
そして後半欠場となったデイビスについて「新たな情報はない」とコメントを残した。