元中日のペドロ・レビーラ内野手（25）がメジャー移籍を目指しMLBスカウトの前で練習を公開したと28日（日本時間29日）、全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者が自身のX（旧ツイッター）で報じた。
ロメロ記者は「レビーラがドミニカ共和国でショーケースに登場。約15のMLBチームが出席」と打席に入るレビーラの動画を交えて紹介。また、「60ヤード（約54・9メートル）を7秒で走り、外野から強肩を披露した」ともつづった。
キューバ出身のレビーラは22年6月に育成選手として中日に入団。翌7月に支配下登録され、1軍デビュー戦となった同年7月30日の広島戦で初本塁打を放った。ただ、その後は打撃不振に苦しみ、12月には再び育成契約となり、23年シーズンはは育成選手としてプレーした。
ところが、23年9月にMLB移籍を目指し、亡命。中日球団側も「電話も出ない。国内にいるのかどうか分からない」と消息を絶ったことに困惑していた。その後、中日は10月に自由契約選手として公示した。