俳優の鈴鹿央士(25)が29日、都内で行われた映画「ドラえもん のび太の絵世界物語」(3月7日公開)完成報告会に出席した。「映画ドラえもん」シリーズ44作目となる今作にゲスト声優として参加した。
幼少期からドラえもんが大好きだったという鈴鹿。出演が決まった時は「自分に何ができるだろうかと、ちょっと不安なところもあった」と告白。しかし「小さい頃から一緒に育ってきたドラえもんの世界に入っていけると考えると、楽しみで仕方なくて」と笑顔を見せた。
自身は2006年の映画「ドラえもん のび太の恐竜2006」を劇場で見たといい「初めて泣いた映画だった。いろいろなものをもらってきた作品でもある」とドラえもんの思い出を披露。
同作は現レギュラー声優陣で迎えた最初の劇場版作品。このエピソードを聞いたドラえもん役の水田わさび(50)は「すごいうれしい…私たちのドラえもんを見てこんなすてきな俳優さんが。鈴鹿くんの人生にちょっと携われていることに感動しました」と喜んだ。