お笑い芸人ケンドーコバヤシ(52)が28日深夜放送の読売テレビ「にけつッ!!」で、正月旅行の思い出を語った。
約15年前から、正月はバナナマン・日村勇紀らと旅行するのが恒例のケンコバ。同番組でも旅の逸話を語ってきた。今年はタイヘ行ったが、日村に異変が起きたという。
昨年末の仕事納めが早かった日村はひと足先に後輩とシンガポールへ。ケンコバとはタイの空港で待ち合わせとなった。「ここ3、4年、日村さんがめちゃくちゃ食うという報告を番組でもさせてもらってましたが、今年は残念ながら体調崩されて。シンガポールではしゃぎ過ぎて多分、疲労からくる風邪。熱は出てないけど、だるい…みないな」と説明した。
「朝昼抜いたから晩飯だけ行かせて」と言う日村をケンコバは「きょう寝て、回復したら明日から取り返しましょ」と止めたが、結局全員でディナーへ。ケンコバが推すフカヒレのコース料理を食べた。日村はスープを口にするたび「うめーっ!」と絶叫し、店員を驚かせた。
翌朝、日村は朝食会場に現れず、電話すると「しんどいです」。フルーツだけ食べて寝ておくよう助言し、ケンコバらは別行動。だが夜になると「何か行けそう」と日村も合流し、タイ名物プーパッポンカリーを食べに行った。店員に注文したカレーやチャーハンなどのサイズS・M・Lを問われると、日村は迷わず全部「L」。大皿料理がテーブルに並ぶ光景にケンコバらは「うまいけど、見た目だけでうっ…ってなる量。日村さんは“ダメだ…本気出せない”って言いながら各皿4分の3食べた。凄かったです。店員さんも写真撮ってました」と驚きを込めた。
だが、翌朝もやはり体調は戻らず、朝昼抜きで夕食の焼肉店に遅れて来た日村。「肉だけ食べ続けて。止まらない。みるみる肉の山がなくなっていくんです」とケンコバは回想。「これだけ肉がノド通るってことはさすがに体調戻ってるんちゃうかな、と思った。でも肉の皿が空っぽになった瞬間“先戻ります”って、ホテルに帰っていったんです」。
最終日、再度ふかひれスープを食べに行き、店員から「OH!うめー!うめー!」と歓迎されスープを味わい尽くした日村。だが結局、体調は最後まで回復せず「かわいそうだったです」と振り返ったケンコバに、千原ジュニアは「いやでも、むちゃむちゃ食うてるやん。朝昼も、フルーツだけで済ませてるわけないやん!」とツッコミを入れていた。