WEリーグの日テレ東京Vは29日、元女子日本代表のMF木下桃香(21)が今月末で引退すると発表した。
日テレ・ベレーザの下部組織育ちで、21年に18歳でなでしこジャパン入り。同年の東京五輪に出場した。クラブでは昨季から背番号10を背負い、2年連続でベストイレブンに選出されていた。
クラブを通じ「これまでサッカーのことを常に考えて生きてきましたが、自分の人生を考えた時、プロサッカー選手としてプレーすることが必ずしも一番ではない自分に気がつきました。次の道を完全に決めたわけではありませんが、サッカーから離れ、自分と向き合う時間をつくりたいという思いから、この決断に至りました」などとコメントした。