巨人の田中将大投手(36)が29日、キャンプ地・宮崎で行っている合同自主トレ初のブルペン入りした。
年明け5度目のブルペンは立ち投げと捕手を座らせて計46球を投じ「思ったよりしっかり投げられました。良かったと思います」と振り返った。
眼光鋭く投げ続けた。すでに気持ちは本気モード。立ち投げで30球を投じると、山瀬慎之助捕手(23)を座らせて変化球も交えて16球を投じた。受けた山瀬はその表情とオーラに「ちょっと怖かったです」と冗談っぽく驚きながらも、「もう、めちゃくちゃコントロールいいなと思いました。球もきてましたし、コントロールも凄い良かった」と目を輝かせた。
田中将の投球中には他の若手投手も集結。大勢投手(25)は「コントロール凄いなって。構えたところにきてたんで凄いなと思って」、今季から本格的に先発に挑戦する西舘勇陽投手(22)は「キャッチボールから一球一球丁寧で凄いなと感じていた」とレジェンド右腕の投球に見とれていた。