ソフトバンクの又吉克樹投手(34)が29日、筑後市のファーム施設で新スローガン「PS!(ピース)」に即座に反応した。
“ピース又吉”といえば人気お笑いコンビの又吉直樹で、同性と縁起の良さも感じるところ。「活躍したら自分の中でもいい年になると思う。勝手に今年一番活躍してやると思いながら、キャンプ初日から気持ちを高めてやりたい」と笑みを浮かべた。
PS!は「プロフェッショナル・スピリット」から頭文字を取り、自分にしかない武器を磨き、唯一無二のピースになること、誰もがチームに欠かせない大切なピースになることなどの意味が込められている。今年で35歳のベテランは「何にでも万能にはまるようなジグゾーパズルのような投球スタイルが一番できればいい」と思い描いた。
中日時代から通算503試合、昨年は40試合に登板。「勝ちパターンだけでなくても、チームに貢献することはできる。困ったときに投げられるように。あとは不用意なケガをしないようにやっていきたい」と語った。中継ぎの貴重な“ピース”になる。