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井上尚弥が2階級同時王者&世界新記録達成も視野!元世界王者「どれだけ世界一獲る?」

スポニチアネックス 2025年1月29日 19時48分

 渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏のボクシング元世界王者3人がYouTube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の圧巻のKO防衛を振り返った。

 代役挑戦者の金芸俊(キム・イェジュン、32=韓国)に4回TKO勝利。畑山氏は「(相手が)グッドマンにしても7~10ラウンドもてばいい」と、当初挑戦予定だったサム・グッドマンが相手でも結果に大きな違いはなかったと指摘。それくらい完ぺきな強さだった。

 番組では井上の今後について、次戦は今春ラスベガスでのピカソ戦、その次がサウジアラビアでアフマダリエフ戦、その次にフェザー級でニック・ボール戦、そして2026年にスーパーバンタム級に戻して中谷潤人戦という大橋ジム陣営の青写真を紹介した。

 ニック・ボールは現WBAフェザー級王者。タイトルマッチとして認定されて勝てば、井上は前代未聞のスーパーバンタム級の4団体統一王者にして同時2階級王者となる。

 しかも現在世界戦24連勝中。

 世界戦の連勝1位は20世紀初頭に活躍したジョー・ルイスとフロイド・メイウェザーの持つ26連勝。

 3位タイがチャベス、ミハエルゾウスキーの25連勝。

 竹原氏は「(次3位タイに並び)その次の次で超える」と指摘。渡嘉敷氏は「これは超えるね、世界一だ。どれだけ世界一獲るの?」と驚嘆した。

 順調なら世界記録の27連勝がニック・ボール戦。もしフェザー級の世界戦が実現しなければ、中谷戦が27連勝の試合に当たる。

 どちらにしてもボクシングの歴史をつくるにふさわしいドラマチックな試合となりそうだ。

 

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