テニスの男子国別対抗戦、デビスカップ(デ杯)の本戦出場を懸けた予選1回戦は31日と2月1日に兵庫県のブルボンビーンズドームで行われる。
1900年から続くテニス界で最も歴史と伝統のある国別対抗戦。世界中のトッププレーヤーたちが自国の栄誉をかけて激戦を繰り広げる。シングルス4試合とダブルス1試合、最大5試合の団体戦で、先に3勝した国が勝者となる。
英国と対戦する日本代表は錦織圭(ユニクロ)、西岡良仁(ミキハウス)、内山靖崇(積水化学)、綿貫陽介(SBCメディカルグループ)、柚木武(イカイ)の5人となった。
中でも注目は全豪オープン初戦での大逆転勝利が記憶に新しい錦織。4時間を超える死闘の末、6年ぶりとなる初戦突破を果たした。香港オープン(ATP250)でも実力者たちを次々と撃破して準優勝という快進撃を見せており、今大会での活躍が期待される。
日本代表の添田豪監督は「錦織がいることでいい影響を与えてくれるし、相手にも脅威を与える。西岡はエースとして頑張ってほしい」と語る。柚木は1メートル96と長身のサウスポーで、添田監督は「サーブが一番の武器。日本人にはないタイプ」と期待した。
対する英国は香港オープンで錦織と戦ったキャメロン・ノリーがメンバー入りしていたがチームを離脱、全豪オープン1回戦でニック・キリオスを破ったジェイコブ・ファーンリーやダブルス世界ランク上位選手などでチームを編成し日本戦に臨む。
U-NEXTは両日の試合を「2025デビスカップ ファイナル予選1回戦 日本対イギリス」と題し、独占ライブ配信する。