韓国の男性6人組「BOYNEXTDOOR」の日本初ツアーが、30日に開幕する。これを前に、6人がスポニチ本紙の単独インタビューに応じた。RIWOO（21）は「頂いたたくさんの愛をお返しする時間にしたい」と、日本のファンとの交流を心待ちにしている。
BTSなどを輩出したHYBE傘下から2023年にデビューした新進気鋭の6人。グループ名には「隣の家の少年たち」と意味が込められ、親しみやすさが持ち味。これまでもライブ中に日本語でボケて笑いを取るなど、楽しいステージを見せてきた。インタビュー中は、メンバー同士で何度も顔を見合って、真剣に応えようとする姿が印象的だった。
音楽活動では、ありのままの姿を表現すべく、6人が作詞や振り付けを手がける。BTSら先輩たちの背中を追って日々レッスンを積み重ねており、JAEHYUN（21）は「僕たちは欲張りなので、もっと貪欲に成長していきたい」と満足した様子はない。
今回のツアーは韓国、シンガポールなど7カ国を巡るアジアツアーの一環で、日本では6都市を回る。WOONHAK（18）は「日本のさまざまな風景なども楽しみたい」、JAEHYUNは「メンバー全員で温泉に行きたい！」と全国を回る楽しみもある。
昨年12月に韓国で開幕。ライブ中にステージの下からジャンプでせり上がる演出もあり、LEEHAN（20）は「そんなに高くないと思ったけど、映像を見たら結構上がっていてて怖かった」と振り返る。TAESAN（20）は「僕たちを好きな方も、そうでない方も、見てもらえれば僕たちのストーリー性を感じられると思います」と自信たっぷりに話した。
昨年7月に日本デビューを果たし、今年は日本でも積極的に活動する。JAEHYUNは「実りの多い充実した一年にしたい。どこを見ても目に入ってくるような存在になりたい」と語る。「47都道府県を巡るツアーをしてみたら」との提案には、「まとめてファンと触れ合えるから、ドームでやりたい！」と大きな目標を掲げた。最後にLEEHANは「一年を振り返ったときに悔いがない一年だったと言いたい」と力を込めた。
▽BOYNEXTDOOR 2023年5月に韓国でデビュー。SUNGHO（21）、RIWOO、JAEHYUN、TAESAN、LEEHAN、WOONHAKの6人組。プロデューサーは韓国男性7人組「Block B」のジコ（32）。韓国でのデビューシングル「WHO！」は1週間で11万枚以上を売り上げ、23年の新人K―POPグループとして売上枚数1位となった。