◇NBA・Gリーグ ハッスル108ー102ブルー(2025年1月29日)
NBAグリズリーズ下部組織メンフィス・ハッスルの河村勇輝(23)が、29日(日本時間30日)のオクラホマシティー・ブルー戦で先発出場。渡米後最多タイとなる7本の3Pシュート含む23得点7アシストの大活躍で、チームの逆転勝利に貢献した。
前回の試合となった25日(同26日)のスーフォールズ・スカイフォース戦では、シュート不調ながら豪快アリウープダンクを演出するなど5得点11アシストを記録した。
この日もスタメンに名を連ねた河村。前半は流れに乗りきれず、シュート3本試投も全て失敗。まさかの無得点3アシストに終わった。
しかし後半に入ると一変した。第3Qは開始早々にトップから3Pシュートを決めてこの試合初得点。さらに残り11分12秒で再びトップから3Pシュートを決める一気に流れに乗った。残り9分44秒から左ウイング付近から3Pシュートを沈めると、残り9分4秒にも左ウイング付近から3Pシュートを決めた。残り8分33秒には右コーナー付近からステップバック3Pシュートを沈めて、残り6分2秒で一旦ベンチに下がった。
その後も河村の勢いは止まらなかった。残り2分40秒から再びコートに戻ると、残り2分12秒で右ウイング付近から3Pシュート沈めると、残り1分19秒には左コーナーから3Pシュートを決めて7連続3Pシュート成功した。このクオーターだけで21得点を記録してチーム最多得点に名乗りを上げた。
最終Qも引き続き出場。残り10分32秒に左ウイングからゴール下にカッティングしてくる味方に合わせてアシストを決めた。残り9分7秒でスチールを決めると、そのままボールを運んでゴール下の味方にバウンズパスを出してアシストを決めた。残り8分26秒にはトップからのディープスリーを演出してアシストを決めた。残り7分20秒にトップからドライブインでフローターシュートを決めると、残り6分39秒には左コーナーからの3Pシュートを演出した。
河村は30分出場でチーム最多23得点7アシスト2リバウンドの大活躍。シュートは13本試投で8本成功。3Pシュートは10本試投で渡米後最多タイとなる7本成功した。
チームは前半5点ビハインドで折り返した。しかし後半は河村の大活躍で逆転して勝利を飾った。