NBA下部組織Gリーグは29日(日本時間30日)に、2月16日(同17日)に開催されるGリーグオールスターゲームの出場選手を発表。メンフィス・ハッスルに所属する河村勇輝(23)がファン投票1位でGリーグオールスターに選出された。
日米で“YUKI人気”が止まらない。Gリーグオールスターゲームは、NBAオールスター2025の一環として、2月16日(同17日)にサンフランシスコで開催される。
第1回ファン投票中間発表から1位となっていた河村。引き続き第2回中間発表でも1位を守っていたが、第3回中間発表では3位に後退する形となった。投票締め切りまであと1日で発表された最終中間発表で1位に返り咲き、そのまま1位を守り切ってGリーグオールスター出場を決めた。
Gリーグオールスターゲームはファン投票で10人、残りの18人はGリーグが選出。計28人を4人のGMがドラフトして、1チーム7人の4組に分かれ、Gリーグのコーチが指揮する。試合は30ポイント先制式。準決勝を勝利したチーム同士が決勝を戦い、優勝チームを決める。
河村はグリズリーズとの「エグジビット10」契約からプレシーズンマッチで存在感を示して2WAY契約を掴み取った。日本人4人目そしてBリーグ初のNBA選手として、NBAの試合にも出場しながらGリーグでも存在感を示している。29日の試合では7連続3Pシュート成功など23得点7アシスト2リバウンドの大活躍でチームの逆転勝利に貢献した。
そして第3回中間発表で10位以内に入れず圏外となったが、最終中間発表で再び10位にランクインしたインディアナ・マッドアンツに所属する富永啓生(23)もファン投票10位を守り切ってGリーグオールスターに選ばれた。