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ステージ3がん公表の希良梨 抗がん剤治療前に思い吐露「良い風に変わっていくんだと信じて」

スポニチアネックス 2025年1月30日 8時9分

 骨盤リンパ節への転移が見つかり、ステージ3のがんを公表している女優の希良梨(きらり、44)が29日、自身のインスタグラムを更新。これから始まる抗がん剤治療への思いを記した。

 「抗がん剤治療までの記録」とつづり、私がまさか、抗がん剤治療… しかも強い方のお薬で、担当医に聞いたら、私の髪の毛は、抜けてくると言っていた。正直、ずっと落ち込んで、ネガティブで、引きこもっていました」と吐露。「でも、周りの大切で一番近くで見守ってくれている、愛する(人)たちからの言葉や、いろいろを受けてみて…考えてみて、、それじゃあよくないと思い、自分なりに、自分を、ハッピーにすることを自分にしてあげてみようと思い始めて、探して考えて実行してみました」とした。

 「時間が何でも解決することを知っていながら、そういうことも忘れる位大きなショックな出来事でしたから…。『骨盤リンパのがんの転移』は、私の人生観を、変えました。価値観も変わっていくのかもしれません。でもそれは良い風に変わっていくんだと信じています」とつづった。

 「これから、想像を絶する辛さや、苦しみが待っているとは思いますが、それを乗り越えなければ、ステージIIIにいる私は、抗がん剤で癌(がん)をやっつけなければ死が近づいてくるだけです 『生と死』人間の本来の姿なのですが、負けたくない」と強い思いを記した。

 「きっとがんをやっつけられる…自分をここしばらく分析していました。。。相変わらず抜けてて、未熟者ですが、、物事をどう捉えるかだから、人生は。今回のことがあって、逆に良い方向に行くと心の底から、信じています」と希良梨。「それに信じないとやっていけない。それは、周りで愛情を持って見守ってくれている方々が人たちがいるから私はここに、生かされています。いつも皆んなに感謝しています 本当に有難う御座います」と周囲に感謝した。

 「髪の毛がなくなってきてもあえてかっこいいスキンヘッドの私でいられるように 周りのプロフェッショナルなアーティスト達にアドバイスをもらうようにしてるし、これからもそうしようと相談しようと思います」と前向き。「1人で引きこもったり、我慢しすぎるのは本当に身体にも心にも、良くない。心と身体は、繋がっている。そうやって、いろんなことをなるべく楽しむように考えるようになってきました。少しずつの成長ですが、相変わらずな私ですが笑 こんな私をよろしくお願いいたしますっ 大変なのは、皆んな一緒」と締めくくった。

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 希良梨は、1998年に「GTO」に出演。中心生徒を演じ、ショートカットが似合う端正なビジュアルで一躍脚光を浴びていた。しかし、人気絶頂時の2000年に子宮頸(けい)がんに罹患したことをきっかけに活動休止。2004年からは活動の拠点を台湾に移した。その後台湾人男性と国際結婚し、09年に男児を出産。15年に芸能活動再開を正式に発表したが、メキシコで生活。現在は帰国している。

 昨年9月に自身のSNSでがんに罹患したことを公表し、同12月に手術を受けた。さらに、年明けには同じ生年月日の実業家の日本人男性の恋人の存在を公表している。

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