元テレビ朝日社員の玉川徹氏(62)が30日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。芸能界引退を表明した中居正広氏(52)を巡る報道について言及した。
番組では中居氏のトラブルを報じるとともに「週刊文春」がフジテレビ社員A氏の関与をめぐり、記事を“訂正”したことも時系列とともに紹介。文春側が橋下徹氏からの指摘を受けて、訂正したことも取り上げた。
玉川氏は「記者はちゃんと読めば、橋下さんが分かったように、全部分かるわけですよね。途中から変わっているということを」と指摘。「第1弾の記事だけ読んで、それでフジテレビに対して強圧的に質問していたんだとしたら、それは記者の能力の問題だと思う。それは別問題と思います」とフジテレビの“やり直し会見”に臨むにあたり、文春の第1弾の記事を元に糾弾した記者らの姿勢に疑問を呈した。
その上で「これだけ多くのスポンサーが撤退したのも1回目の会見を見てというのが、非常に大きいと思う。だから、これですべての問題がなくなったわけでないと思います」とした。
そして「改めて今の段階で確実に何が言えるかって確認しておくと、一昨年6月に中居正広さんと女性の間でトラブルがあった。そのトラブルで女性は深刻な心身への被害を受けた。なぜか分からないけど、フジテレビがその問題に介入したと。その後、示談になって守秘義務がある。そこまでなんですよ。今、確実に言えることは」と現段階で明らかになっている情報が少ないと指摘。「示談金がいくらとかの話も当たり前に出てますけど、誰も金額を認めていない。フジテレビがここに介入したのもプライバシーの問題があるからだと思いますけど、なんでフジテレビが私人同士のトラブルに介在していったか、まだはっきりしてないわけですよ」とした。
玉川氏は「確実に言える部分はまだまだ少ない。それ以外は全部疑惑の段階で、その中にA氏の問題も入ってるって抑えないといけない」と情報が少ない現段階で判断すべきでないと持論を述べた。