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伊藤咲子 伝説のオーディション番組で誰もが憧れた同じ年の人気歌手「百恵ちゃんとか淳子ちゃんも」

スポニチアネックス 2025年1月30日 11時41分

 歌手の伊藤咲子(66)が29日放送のBSフジ「昭和歌謡パレード」(水曜後10・00)にゲスト出演。誰もが憧れた同じ年の歌手について語った。

 伊藤は1973年、15歳で森昌子、山口百恵、桜田淳子らを排出した伝説のオーディション番組「スター誕生!」で優勝し、芸能界入り。翌1974年、「ひまわり娘」でアイドル歌手としてデビューした。

 デビュー秘話を聞かれ、「同じ年の森昌子ちゃんを見て、“うわ、同じ年の子が歌手になれる”っていうのが物凄い衝撃的」だったと回顧。森は中学1年でオーディションに参加し、中学2年の時にデビュー。そのデビューした姿を友達とともに見ていたという伊藤は「“伊藤ちゃんも歌好きだからスタ誕に応募しな”って背中を押してくれて、それでハガキを出した」という。

 「後々聞いてみたら、岩崎宏美ちゃんとか(山口)百恵ちゃんとか(桜田)淳子ちゃんも、みんな昌子ちゃんいたから、昌子ちゃんを見て“できるかも!”って」と同オーディションに挑戦したといい、後にみんな大スターとなっている。

 オーディションについては「結果は1回落ちたんですよ」と伊藤。テレビ予選では250点以上取らないと決勝大会に進めず、1回目は101点が取れず、落ちてしまったという。ただプロデューサーから「今日は粒がそろっているからハガキいらないから、次の予選会においで!」と声をかけてもらったといい、「4日後ぐらいにまたのこのこ、落ちた悔しさとかすっかり忘れて行きましたら、私だけしか来てないんですよ、みんなに声かけてるのに」と苦笑。そこで予選会からもう一度参加し、約1000人ほどの応募者の中から14人ぐらいがテレビ出演がかなうといい、2回目はそこを見事通過したという。

 1回目に落ちた時、審査員だった声楽家の松田トシ氏から「あなたは息がもれてる」と指摘を受けたといい、「習ったこともなかったですし、ちょっと意味がわからなかったので、ちょっと曲調を変えようと。パンチのある朱里レイコの曲に変えてやったら合格した」と伊藤。「テレビ予選も370点ぐらい取れて。決勝大会に行って、スカウトされました。忘れないですね、ここの部分は」と懐かしんだ。

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