ラグビーの27年W杯オーストラリア大会の主催者は30日、全52試合を開催する7都市を発表した。大会は従来より4チーム増の24チームが参加して27年10月1日から11月13日まで行われる。
開幕戦は同国西部のパースで行われ、決勝は03年W杯と同じシドニーのスタジアム・オーストラリア(五輪スタジアム)で開催。地元開催だった03年大会の決勝で、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、現日本代表HC)率いるオーストラリアはイングランドと延長の末、ジョニー・ウィルキンソンの決勝DGで17-20と敗れた。
シドニーでは決勝、3位決定戦、準決勝2試合のほか、準々決勝の2試合、決勝トーナメント1回戦の2試合、1次リーグの5試合を開催。他の6都市はメルボルン(1次リーグ7試合と決勝トーナメント1回戦2試合)、ブリスベン(1次リーグ6試合、決勝トーナメント1回戦2試合、準々決勝2試合)パース(1次リーグ5試合と決勝トーナメント1回戦2試合)、アデレード(1次リーグ5試合)、ニューカッスル(1次リーグ4試合)、タウンズビル(1次リーグ4試合)となった。
主催者はW杯開催期間の6週間で海外から約25万人以上がオーストラリアを訪れ、来場者の消費支出は約13億オーストラリアドル(約1250億円)と予測している。