歌手の中村あゆみ(58)が28日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。“はなちゃん”と呼ぶ仲良しな人気芸人について語った。
この日はお笑いタレントのはなわとともに出演。はなわは「中村あゆみさんとはなわという、異色だと思うんですが」と自ら意外性について触れ、「実はめちゃくちゃ仲良いんです」と告白。中村も「そうですね、結構もう家族ぐるみ」とその関係を深さを認めた。
2人の出会いは15年ほど前だといい、そもそも、はなわがプロデュースをしていた男装アイドルグループ「風男塾」の楽曲「同じ時代に生まれた若者たち」がきっかけだといい、同曲を気に入った先月他界したキャスターの小倉智昭さんから中村が「この曲、凄くいいからあゆみちゃんカバーしたほうがいいよ、こういう曲、君にぴったりだと思うよ」と言われたことだったという。その後、共通の知人を介して対面することになった。
初対面について、中村は「エステか何かの帰りで、完全ジャージーで、しかも本当にすっぴんで、髪の毛も団子か何かしていて」と完全オフモードだったそうで「“私さ、これで会うの?”って。“いいから、はなわだから大丈夫だよ!”って」と苦笑。はなわは「六本木でランチして、オーラが凄かったんですよ。“うわ、すげー、中村あゆみさんだ!”って。そこから仲良くなったというか。そこから楽曲、ちょっとやろうよ、みたいな感じになった」と懐かしんだ。
はなわについては「私の中ではあまりお笑いっていうことよりも、どっちかというかミュージシャンとかアーティストというイメージが凄くあった」と中村。「一緒にイベントやろうよって言っても、どっちかというとそっちのほうのノリで貫いてほしい、っていつも」と話すと、はなわは「それをあゆみさんが言ってくれて…芸人ということでやっていますので」と苦笑した。
中村は「はなちゃん、本当にいい歌作ると思うよ。この人、ソングライターの才能凄くあるなっていうか。フォーク系の…パンクフォークというか。アコギ1本でも十分聞けるような、本当にいい作品ってアコギ1本で成立すると思っているんで」とそのミュージシャンとしての能力を絶賛。はなわのアルバムではコラボも実現しており、はなわは「デュエットさせていただいて、あの歌もいい曲で、うれしかったです、夢がかなった。中村あゆみさんとデュエットソング出してるんですよ」と感激していた。