FC町田ゼルビアの今季主将に決まったDF昌子源(32)が30日、主将2季目の誓いを示した。
チームはこの日、町田市内のクラブ施設で全体練習。昌子は練習後のファンサービスでは笑顔でサポーターらと触れ合い、取材エリアでは表情を引き締めながら語った。
「自分の何かを変える必要はないが、昨年は3位に終わった。(今季は)何かしらのタイトルを目指す中で自分が引っ張ろうという思いがある」
クラブは黒田剛監督(54)の方針の下、主将を決める「2025キャプテン総選挙」を実施し、選手とスタッフら約50人が投票した。選挙結果は28日に発表され、昌子の主将続投が決定。昌子は自らに1票を投じ、その理由も明かした。
「もう一度やりたいというか、チームが(さらに)上にいくためにもう一回自分ができることを精いっぱいやろうと思った。自分に責任を与えてやらないと(いけない)。自分のパフォーマンスも伴わないと説得力はない。いろんなものを背負って戦いたい」
副主将はMF下田北斗(33)とDF中山雄太(27)が務める。昌子は「個性と経験がある選手が多い。それぞれのキャラクターでそれぞれの角度から引っ張ってくれれば自然といいチームになる。優勝するチームはいろんな角度から引っ張ることができる選手が多いと思うので、そこを今年のチームには期待したい」と語りながら、開幕を見据えた。