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町田・副主将就任の中山雄太が抱負「“やるからには”という気持ちが大きい。尽力したい」

スポニチアネックス 2025年1月30日 14時44分

 FC町田ゼルビアは30日、町田市内のクラブ施設で全体練習を行い、今季の副主将に決まったDF中山雄太(27)が決意を示した。

 加入2季目の中山は副主将という新たな立ち場で今季を迎える。練習後の取材では「役職にはこだわってなかったけど、任された以上は自覚というか責任(がある)。チームをいい方向に動かしたい。“やるからには”という気持ちが大きい」と率直な心境を語った。

 クラブは黒田剛監督(54)の方針の下、リーダー陣を決める「2025キャプテン総選挙」を実施し、選手とスタッフら約50人が投票。選挙結果は28日に発表され、DF昌子源(32)が主将、中山とMF下田北斗(33)が副主将に決まった。投票による就任に「選んでもらったことはありがたい。責任を全うしながらチームがいい方向にいくように尽力したい」と中山。主将からは「雄太は役職がなくてもやる男。信頼がある。少しの期間だけど代表でも(一緒に)やっていたので、信頼が揺るがない。彼は僕と違ったチームの見方をできる。それぞれのキャプテンシーを持ってくれれば」と期待された。

 チームはこの日、クロスからのシュート練習に時間を割いた。チームの強みである守備はより強固にしつつ「攻撃のバリエーション、試合の進め方といった課題や新しい取り組みは両立できている」と手応えを示す。

 ホーム町田GIONスタジアムで迎える開幕節・広島戦は来月16日。クラブによると、チケット販売は一部席種が完売に迫るなど絶好調で、ファンやサポーターは今季への期待がさらに高まっている。東京五輪世代の代表で主将も務めるなどリーダーシップにあふれる男は「チームとして昨季の結果(3位)を超える、タイトルを獲るために充実した日々を過ごせている。それが開幕戦で実を結ぶようにする」と言葉に力を込めた。

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