早稲田大学ラクロス部女子は、30日までに公式サイトを通じ、18日に味の素スタジアムにて行われた全日本選手権大会の応援席におけるトラブルについて、声明を発表した。
同大会では、最前列に席をとっていた観客が、チームの応援団から席を移動するよう促されたとしてトラブルとなっていた。チケットは通し券で当日の全試合を観戦できる仕様で、全席自由席として販売されていた。
チームの発表は以下の通り。
日頃より、早稲田大学ラクロス部女子を応援くださり誠にありがとうございます。
2025年1月18日(土)に味の素スタジアムにて行われた全日本選手権大会の応援席における弊部の対応について、以下のとおり経緯をご説明いたします。
当日の客席は、チーム応援席と一般観客席に分かれていました。当日は他の試合やセレモニーも行われており、弊部部員はその間の観戦等を妨げないよう、弊部のチーム応援席の後方等で応援準備を行いました。その後、弊部部員は、14時試合開始に向けて、チーム応援席における応援準備のため、セレモニー終了後よりチーム応援席の最前列にいらっしゃった方々に対して、席のご移動をお願いさせていただきました。
このとき、一部の方から、ご移動後の座席場所についてご質問を受けましたが、弊部部員が一般観客席の場所を正確に把握していなかったため、ご移動後の座席場所についてご回答することができませんでした。
全日本選手権大会の観戦を楽しみにしておられたところ、弊部の対応により不快な思いをされた方に対し、早稲田大学ラクロス部女子として心よりお詫び申し上げます。
今後は同様のことが起こらぬよう、客席の明確化やチーム応援席にいらっしゃる方へ席のご移動をお願いする際には会場スタッフへおつなぎするなど適切な対応をすること、合わせて部員だけでなく、他部とも正しい情報共有ならびに連携するように徹底いたします。
早稲田大学ラクロス部女子一同