歌手でタレントの円広志(71)が29日放送のMBSテレビ「水野真紀の魔法のレストラン」(水曜後7・00)にゲスト出演。自身が手掛けた曲について語った。
この日番組VTRでは「京阪神行列たまごグルメランキング」を特集。兵庫県豊岡市にある養鶏場直営の卵かけご飯専門店を、2004年のR―1ぐらんぷり王者でお笑いユニット「ザ・プラン9」の浅越ゴエが取材した。
最大3時間待ちという人気の同店を訪れると、駐車場にまで響き渡る謎のBGMが。するとオーナーの男性から「365日たまごかけごはんの歌」というタイトルで365番まであり、2時間超の大作であることが明かされた。
「たまご たまご あとはごはん 朝には朝のT.K.G」という歌詞に乗せたのどかなメロディーとともに、作曲者が円であることを聞いた浅越は「何でもやりますね」とあきれ顔。続けて、この曲を毎日聞いているという「店長の身に起こったこと」がクイズとして出題された。
そして「当たり前すぎて何の感情も湧かなくなった」という正解が発表されると、スタジオで見ていた「ロザン」宇治原史規は「なんちゅう正解や」と爆笑。円も「それが一番アカンこと」とあきれ、「芸能界でも忘れられるのが一番イヤやからね」と嘆いた。
しかし「1日最低でも4、5個は食べる」という卵好きの円。「卵っておいしいんだよっていうのを広めようってことで僕のところへ来たんですけど、レコーディングで20何時間かかりました」と、制作秘話を語っていた。