2月9日に両国国技館で開催を予定している「日本大相撲トーナメント」は30日、フジテレビでの放送を取りやめると発表した。興行については、一部内容を変更して実施する予定とした。
「日本大相撲トーナメント」は、フジテレビ主催の興行。だが、同局が元タレント中居正広氏(52)の女性トラブル騒動を巡って行った2度目の記者会見から一夜明けた28日、興行に協賛していたスポンサー3社が辞退していた。
辞退したのは、日清オイリオ、IT企業のSky、不動産デベロッパーのMIRARTHホールディングスの3社。本紙の取材に「協賛の辞退は事実」と回答。日清オイリオは「(トラブルに関しての)第三者委員会の調査の推移を見守る間につきましては、フジ主催イベントの協賛を見送る形とさせていただきます」と理由を説明し、ほか2社も「一連の報道を受けて」と、中居氏の女性トラブルを巡る同局の対応が影響しているとした。
30日、公式サイトを通じ、「日本大相撲トーナメント第四十九回大会放送取り止めのお知らせ」を発表。「2月9日(日)に放送を予定していた『日本大相撲トーナメント第四十九回大会』はテレビ放送を取りやめることといたしました」とし、「『日本大相撲トーナメント第四十九回大会』の興行は開催いたしますが、協議の上、一部内容を変更して実施する予定です」と説明。今後の対応については公式サイトを通じて報告するとした。