ラグビーリーグワン1部の東京SGは30日、オンライン会見を開き、FL箸本龍雅、CTB中野将伍が出席。2月1日の第6節・静岡戦(静岡・ヤマハスタジアム)の先発が決まった中野将は「チームの勝利を目指し、モメンタム(勢い)をつくるプレーをしたい」と抱負を述べた。
リーグ創設から3季連続で4強入りを果たしている東京SGだが、今季は5試合を終えて1勝2分け2敗の10位と出遅れ。上位6チームに枠が広がったプレーオフ進出に向けて、巻き返しが必須となる。
アタックのキーマンとなりそうな中野将も「ブレークダウンの精度、バックスならパスの精度、しっかりフィニッシュ(トライ)まで持っていくこと」と鍵を挙げた。
静岡戦ではリザーブに入った箸本も「少しずつやりたいラグビーに近づき、自信も付いている。静岡戦は大きく前進できる」と断言。個人としては相手主将で南アフリカ代表の世界的FLクワッガ・スミスとのマッチアップを希望し、「1対1の状況をつくって、自分の実力を試したい。相手を止めればチームの勢いも止められる」と意気込んだ。