ロッテナインが30日、春季一次キャンプ地の沖縄県石垣市入りした。昨年までは1、2軍を分けずに実施していたが、今年は宮崎県都城市と分かれての実施となる。
新人ではドラフト1位の西川史礁外野手(青学大)、同2位の宮崎竜成内野手(ヤマハ)、同6位の立松由宇内野手(日本生命)の野手3人が1軍の石垣島スタートとなった。
石垣島での春季キャンプは18回目。南ぬ島石垣空港には三線と石垣民謡が流れ、到着ロビーに選手たちが姿を現すと、待ち構えた地元ファンから大きな拍手とともに「おかえり」の声が響いた。歓迎セレモニーには吉井理人監督、選手会長の中村奨吾内野手、西川が出席。中村奨は「今年で石垣キャンプ18回目を迎えますが、毎年このように歓迎していただき、チームを迎え入れていただき、ありがとうございます。キャンプは16日までとなりますが、多くの方に足を運んでいただけるように選手も元気を出して頑張っていきます」あいさつした。
西川について吉井監督は内野にも挑戦させるプランだったが、持ち味の打撃を生かすため、「一つに絞った方がいい」と方針を転換。大学時代から慣れている外野で勝負することになった。西川は「ここに向けて準備してきましたし、その準備してきたことを、しっかりとアピールしていかないとなと思ってます」と2月1日のキャンプインを見据えた。