歌手・GACKT(51)が30日、自身のX(旧ツイッター)を更新。27日に開かれたフジテレビの記者会見について私見をつづった。
元タレント中居正広氏の女性トラブルに関連して、同局は2度目の会見を開催。同日付で辞任した港浩一前社長らが出席し、経営陣の責任を認め謝罪した。また会見前には嘉納修治氏も会長を辞任すると発表。清水賢治氏が新社長に就任する人事を発表した。
10時間にも及ぶ会見では質問者側の問題も露呈。質疑応答では、一部で報じられた関係者を実名で挙げて質問するなど、2次被害の可能性に無頓着な記者も。また、当事者間での問題の認識の違いをめぐり、質疑応答が30分以上も中断し、経営陣が怒号で問い詰められる場面もあった。
GACKTは「フジテレビの会見のハイライトを少し見た」と書き出すと「大半は感情的な記者のマナーの悪さにうんざりした」としながらも「その中で冷静に対応するHEADLINEの石田記者とマナーを守れと他の記者に声をあげた通販新聞の佐藤記者に拍手を送りたい」と、荒れる会見の雰囲気を変えて話題となった記者2人を称賛。
そして「会見の場に相応しくない記者が多く感じたのはボクだけか?感情的に声を荒げ、いじめにも捉えられるような陰湿な質問や、堂々巡りのやりとり、罵声を飛ばす稚拙な記者の多さに見ている視聴者もうんざりしていたんじゃないのか?」と疑問を投げかけ、「いつから日本はこんなレベルの低さになってしまったのだろうか」と嘆いた。