巨人は1次キャンプ地の宮崎市内で行っていた合同自主トレを打ち上げた。28日から3日間、1軍キャンプメンバーで汗を流し、選手会長の大城卓は「一からのつもりで自分を追い込んできた。あさってからキャンプが始まるので、しっかりアピールしていければ」と決意をにじませた。
ライバルに負けじとチームの屋台骨となる。FAでソフトバンクから同学年の甲斐が加入。正捕手の座を争う強力な相手となるが「もちろん負けたくないし、ライバルだけど、同時に心強い仲間でもある」といい「その中で自分の存在感をどう出せるかだと思う」と闘志を燃やした。
強打が売りの31歳は「牛骨バット」を導入。この日も「打感が硬い」という新相棒での打撃練習で快音を連発し「良い感じ。使い続けてみようかなと思っている」と明かした。（小野寺 大）