アルヒラル(サウジアラビア)を退団したブラジル代表FWネイマール(32)が30日、自身の公式X(旧ツイッター)でブラジル1部サントスへの復帰を表明した。投稿した動画で「サッカーをプレーすることが僕は一番好きだ。家族や友人は既に僕の決断を知っている。サントス・フットボールクラブとの契約書にサインするつもりだ」と述べた。
ネイマールは17歳でプロキャリアをスタートさせたサントスへ12年ぶりの復帰となる。バルセロナからパリSGを経て、23年夏に移籍金9000万ユーロ(当時約100億円)でアルヒラルへ移籍したが、膝のケガなどでわずか7試合の出場にとどまった。
ネイマールは動画で「サントスのために生まれ、生き、死ぬことは、ほんの一握りの人だけが持つ栄誉だ。今後数年間の課題に備えるために必要な愛を与えてくれるのは、サントスだけだと確信している」と古巣への愛を強調した。米スポーツ専門局ESPNによると31日に入団発表が行われる予定で、早ければ2月5日のボタフォゴ戦に出場の可能性がある。
ESPNはサントスとは6カ月の短期契約と報道。関係者によるとネイマールは欧州復帰を希望しているという。